デジタル庁からデジタル認証アプリがリリース!
まんきちです。
すでにニュース等でご存じの方も多いとは思いますが、6月24日にデジタル庁より「デジタル認証アプリ」がリリースされました。
アプリの概要
令和6年(2024年)4月時点で、マイナンバーカードの保有率は70%を越えており、マイナンバーカードの利用シーンが広がっています。「デジタル認証アプリ」は、マイナンバーカードを使った認証や署名を、安全に・簡単にするための、デジタル庁が提供するアプリです。
行政機関や民間事業者は、デジタル庁が提供するデジタル認証アプリと連携するAPI(デジタル認証アプリサービスAPI)を活用することで、マイナンバーカードを使った本人確認・認証や電子申請書類への署名機能を簡単に組み込むことができます。
引用元:デジタル認証アプリ
上記の説明にもある通り、このアプリは単体で使用するものではなく、行政機関や民間事業者がそのアプリの中で「本人確認」に使用するためのものです。
従って、このアプリを具体的に使用するアプリが登場するまではあわてて入れる必要はありません。
それでも新しいもの好きの筆者はスマホに入れてみましたよ。
インストールする前の注意事項
まず、大前提として「マイナーバーカード」が必要です。そして、マイナンバーカードを作成時に指定した「4桁の暗証番号」も必要になります。マイナンバーカード作成時に控え用の紙を配られますので必ず記入をして、なくならないように厳重に保管をしておくことをお勧めします。
次にアプリのインストールですが、デジタル認証アプリにリンクがありますのでこちらからインストールするようにしてください。
下記はAndoroidの例ですが、Google Play で「デジタル認証アプリ」で検索すると似て非なるものがたくさん出てきて、本来インストールすべきアプリを見つけることが困難になります。
もし、Google Play からインストールする場合には「pub:デジタル庁」で検索をしてみてください。簡単に見つけることができますよ。
インストールの手順
インストールですが、ここでは Android の例を示します。
インストールする前に必ずアプリが正しいものかを確認してください。
「デジタル庁」の「デジタル認証アプリ」です!
1、インストールをしてアプリを立ち上げます。
2、「次へ」を押します。
3、登録の流れが出てきます。念のため確認してから「はじめる」を押します。
4、利用規約を読んで「利用規約に同意」にチェックを入れてから、「次へ」を押します。
5、プライバシーポリシーを読んで「プライバシーポリシーに同意」にチェックを入れたら、「次へ」を押します。
6、生体認証の設定を行ないますので「設定」を押します。
まだ、設定をしたことがない場合には生体認証の設定を先にする必要があります。
筆者はすでに設定済みでしたので、「設定」を押した後に「指紋認証」画面になりました。
7、生体認証が通るといよいよマイナンバーカードと暗証番号が必要になりますので手元に容易してください。そのあとに「次へ」を押します。
8、ここで4桁の暗証番号を入れてください。
9、暗証番号がOKなら、次にマイナンバーカードをスマホの上部(絵に示されているように)押し当てて、「読み取り開始」を押してください。
10、読み取りが成功したら無事アプリの利用登録が完了です!「閉じる」を押してください。
アプリの機能について
冒頭でも書いたようにこのアプリ単体では何もできません(笑)。
アプリを立ち上げると使い方の説明があり、クリックするとデジタル庁の該当ページに飛ぶようになっています。
ホーム画面
メニュー画面
最後に
デジタル認証アプリの紹介をしました。マイナンバーカードに関しては制度や運用面でさまざまな批判が議論がありますが、間違いの多くの原因が「人為的ミス」にあります。デジタル化や自動化は本来そういったミスを防ぐために活用すべき技術なので、今後デジタル認証アプリに対応する企業や団体が増えていってくれることを望みます。しかし、特に民間企業は「人柱」にはなりたくないでしょうね。こんな時に我さきに導入すれば、成功するにしても失敗するにしても、先駆者として一定の評価を下されると考えるのは筆者が元エンジニアだからでしょうか。
では、また