Windows11 BSODが止まらない
昨年よりデスクトップPCを朝立ち上げるたびにBSOD(Blue Screen Of Death)に悩まされている。
いろいろ調べているうちにハードディスクのバッドブロックが許容量を超えているらしいことがわかったため、ハードディスク2台(SATA、500GB)を交換することにした。せっかくなので起動用のディスクはM2のSSD(500GB)にしてデータ用のディスクは4TBのSATA ディスクにしてみた。
当然のようにOSからクリーンインストールが必要になるが、これは問題なく完了して、起動時間もべらぼうに早くなった。(10秒~20秒)
ところが、、、あいかわらずBSODが発生している!起動時間が早くなったので回復にもほとんど時間がかからないがあまりにうざい。むしろ頻度があがってさえいるように感じる。下記はこの三日間発生したBSODである。
ひとつ注意しなくてはいけないのは筆者のデスクトップPCはWindows11の仕様を満たしていない(CPUのRyzen 7のGenerationが古い)。動作保証されていないのは重々承知ではあるがBSODはWindows10の時から発生していたのでそれが原因とは思えない。
あらためてイベントログを見直してみたことろ問題の原因がわかった(かもしれない)。
立ち上げ時のログを時系列におってみる。
よくわからないが「高速スタートアップ」に失敗している。
以前のシャットダウンが予期されていない??普通にシャットダウンしただけなのだが。
これはBSODが発生したあとのコアダンプファイルの収集。
シャットダウンする前に再起動しました??シャットダウンして電源入れただけなのに。。
あらためて前日のシャットダウン時のログを見てみると、、、シャットダウンしているログがない。Windowsの更新をしたあとにシャットダウンを0時過ぎにしているはずなのだが。
つまりは問題はシャットダウン操作をしているにも関わらず、システムとしてはシャットダウン処理をしていないということのようだ。
そもそも高速スタートアップの設定って何だろう。。。調べたところコントロール パネル→ハードウェアとサウンド→電源オプションの「電源ボタンの動作を選択する」というところに設定があった。
変更をするためには「現在利用可能ではない設定を変更します」から変更を行う必要がある。エラーが出てしまっているのでとりあえず高速スタートアップを無効にしてみる。
シャットダウン時に表示される選択肢には特に変化は見られない。
ところで、この変更をおこなっているときに不思議なことに気がついた。電源管理の設定が「設定」と「コントロールパネル」で別れておりどちらにも類似した設定がある!
設定の方では「バランス」ではなく「トップクラスの電力効率」を選んでいる。
ところがコントロールパネルのほうの設定は「バランス」になっている。
調べたところ、設定の方の「電源モード」はコントロールパネルの電源プランが「バランス」と時にしか設定ができないようになっていた。
バランスを選んでいると「トップクラスの電力効率」「バランス」「最適なパフォーマンス」の中から選択できるようになった。非常に紛らわしい。。。
仕組みがわかったところで設定を「トップクラスの電力効率」のままでシャットダウン、電源の入れ直しをしてみた。
イベントを確認すると今度はちゃんとシャットダウンのログが出るようになった。起動時間も相変わらず早い。高速モードだともっと早いということなのだろう。。。それってスリープと一緒のような気がするのだが。
とりあえず、これで解決することを祈る。結果はおって報告する。
2023/03/04追記
無事にBSODが出ずにPCが立ち上がりました!
ちょっと気になるエラーが出てはいますが。。これはGPUまわりっぽいです。
次はEOLになっているGPUを変えるか、世代の古いRyzen 7をアップグレードするかでしょうか。。